そして水滴で描いた
傘の中の黒猫は食い千切られ
金切り声のような耳鳴りが
町の電線を断ち切りました
やがてヴィードロはひび割れ
過去に収納された鏡の中に
深い霧の中に浮かぶものが
平穏を蝕んでいるのか
なにもない そう言い聞かせ
予兆に気付けずにいるのか
シトリンの輝きに
憤りを覚え
人を欺くのです
明晰的徴証
毒気あふれる魔の手に
耳をふさいでも
弾痕そのままに
見せざるを得ない蜃気楼
地鏡を覗く
出放題な冷罵から
目を背けてたら
癇性な害鳥に
探りを入れてはなりません
それは鉱石の光と
心地よい音で誘う蜜の様で
かつての記憶を繋ぎ征く儘
土に返るのをひたすら願う
いつか漿果は干からびて
瓦礫の中に潜む割れた鏡に
水の中に沈んで征くモノが
己の意思を蝕んで行く
白線と赤い看板
その並びの意味が分からずに
核心を突く為に
胤を絶つのでしょう
だれもそこにはいません
希望的観測
合理性はまるで無く
背を向けていても
追い手は目の前に
消え去るしかない此の場所
罅の隙間から
見え隠れする光に
目を近づけたら
時間の鐘が響く
思い出してはなりません
なにもない そう言い聞かせ
予兆に気付けずにいるのか
シトリンの輝きに
憤りを覚え
人を欺くのです
明晰的徴証
毒気あふれる魔の手に
耳をふさいでも
弾痕そのままに
見せざるを得ない蜃気楼
罅の隙間から
見え隠れする光に
目を近づけたら
時間の鐘が響く
虚仮にされるのはもう嫌です
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