藍色のネオンが警告し続け
歪みきった鈴の音が呼ぶ虚像
それは鬼の首を取ったように
爪跡を残そうとした見に渡る
不覚にも色の無い水銀が
骨髄まで達するのです
したたかな頭上の鷹たちが
目を啄もうと豹変しました
形骸化した淵藪
明鬯な心裏の中
蠢爾の様などろりとしたモノが
気付かぬ間に広がっていく
不毛な言葉に押しつぶされた
全てみんなの所為です
赤色の光で目が焼き切れて
乖離して種となるアンビバレンズ
それは電気信号を発して
痕跡を残そうとした身に渡る
窓が無数あり黒い壁の
霧がかかり上はぼやけた
終わりの見えない塔がそこに
硬く強く聳え立つのです
篠突く雨に打たれて
鳴りをひそめる実像
その場凌ぎの哀れな偶像は
パンデミックを引き起こした
腕を失い怜悧さが消える
全てみんなの所為です
それは鬼の首を取ったように
痕跡を残そうとした身に渡る
不覚にも色の無い水銀が
骨髄まで達するのです
したたかな頭上の鷹たちが
目を啄もうと豹変しました
形骸化した淵藪
明鬯な心裏の中
蠢爾の様などろりとしたモノが
気付かぬ間に広がっていく
篠突く雨に打たれて
鳴りをひそめる実像
その場凌ぎの哀れな偶像は
パンデミックを引き起こした
紅色の支配者に殺された
終わりの鐘の音が鳴る
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